グリューナー・ヴェルトリーナー Gruner Veltliner 生産者：マインクラング タイプ：白/辛口 認証：ビオロジック/ビオディナミ 産地：オーストリア（ブルゲンラント） 品種：グリューナー・ヴェルトリーナー 100% 醸造：ステンレスタンクで発酵・熟成。無濾過・無清澄。 アルコール度：11度 備考：アンガス牛ラベル ※ヴィンテージやエチケット、セパージュ等のデータは予告無しに変わる可能性があります。 ★テイスティングコメント 【外観】 透明感のあるグリーンがかったイエロー。 グラスを伝うワインの涙はサラサラしている。 クリアな印象。 【香り】 爽やかな青リンゴ、ライムのアロマ。 セルフィーユを彷彿とさせるハーブのニュアンス。 【味わい】 口に含むと、シャープな口当たりとチャーミングな果実味が広がる。 塩味を伴うミネラル感と透明感のある酸味が調和している。 清涼感が溢れる辛口に仕上がっている。 【イメージ】 ビオディナミ発祥の国のワインです。 透明感のある爽やかなワインに仕上がっています。 ゴクゴク飲めます。 是非、魚介料理と合わせたい白ワイン。 【料理】 カルパッチョ、刺身、寿司、シーザーサラダ、ポテトサラダ、キノコのマリネ。 和食との相性も良いでしょう。 【生産者】 マインクラング（Meinklang） ヴァイングート・マインクラングは世界遺産ノイジードラーゼ湖の南東岸、ハンガリー国境すぐそばのバムハーゲン村に位置している。 ヴァイングートを開設する2001年まではミヒリッツ・ファミリーが代々営む複合農家で、小麦などの穀物栽培、リンゴなどの果樹栽培、牛、豚、馬、羊等の牧畜業が中心。 歴史は非常に古く数百年も以前から農業を生業としてきており、現在はこれらワイン以外の農業が、ビオディナミで育てるブドウ畑に多大な恩恵をもたらし密接な関係性を保っている。 ビオディナミ農法の大きな特徴の一つであるプレパラシオンも自家製である。 例えば、自らの農園で育てたアンガス牛の角と牛たちが自農園で食べた牧草が糞となったものを500番調剤として使用している。 このアンガス牛は彼らのワインラベルのモチーフとなっている。 牛がブドウ・ワイン造りにおいて彼らの重要なパートナーであることはもちろん、ミヒリッツ・ファミリーのDNAに刻まれている生物多様性・自然循環型農業を継続するうえで、牛が非常に重要な役割を担っているからである。 オーストリアはビオディナミの提唱者ルドルフ・シュタイナーの出身国。 この国は、ヨーロッパで最もビオディナミ、ビオロジック農業が浸透しているのはもちろん、ブドウ栽培とワイン造りを自身の複合農業と密接に絡ませて生物多様性・循環性を実現させているワイン生産者が非常に多い国である。